春になると、花粉症に悩まされる方が増えますよね。
目のかゆみやくしゃみ、鼻水など、辛い症状が続くと気分も滅入ってしまいます。しかし、実は「腸活」が花粉症対策に役立つことをご存知でしょうか?
腸内環境を整えることで、免疫力を高め、花粉症の症状を軽減することができるのです。今回は腸活と花粉症の関係について、管理栄養士歴20年の筆者がわかりやすく解説します。
1. 腸と免疫力の関係
私たちの体の免疫細胞の約70%が腸に集まっています。
腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌(ひよりみきん)と呼ばれる様々な菌が住んでいます。
腸内環境が整っていると、善玉菌が優勢になり免疫力が高まります。
逆に、腸内フローラが乱れてしまうと、免疫力が低下しアレルギー反応を引き起こしやすくなります。
花粉症もアレルギーの一種であり、免疫システムが過剰に反応することで起こります。腸内環境を整えることで、免疫システムのバランスが良くなり、花粉症の症状を軽減できる可能性があるのです。
2. 腸内環境を整えるための腸活とは?
腸内環境を整えるためには、「腸活」が大切です。腸活とは、腸内フローラを改善し、腸の働きを活性化させる活動のことを指します。具体的な腸活方法をいくつかご紹介します。
(1) 食物繊維をたっぷり摂る

食物繊維は腸内の善玉菌のエサになります。
野菜や果物、全粒粉のパン、豆類、キノコなどに多く含まれているので、これらを積極的に摂取しましょう。
食物繊維をしっかり摂ることで、腸内の善玉菌が増え免疫力が向上します。
(2) 発酵食品を取り入れる

ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、ぬか漬けなどの発酵食品には、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。
毎日の食事に少しずつ取り入れると、腸内環境が整いやすくなります。
(3) プロバイオティクスやプレバイオティクスを摂る
プロバイオティクス(腸内で善玉菌として働く微生物)やプレバイオティクス(善玉菌のエサとなる成分)を含む食品も、腸活に役立ちます。
例えば、プロバイオティクスを含むサプリメントや、プレバイオティクスを含む食材(バナナやニンニクなど)を意識して摂取しましょう。
(4) ストレスを減らす
ストレスは腸内環境に悪影響を与える原因の一つです。
リラックスする時間を作ったり、睡眠を十分にとったりすることが、腸活にもつながります。ヨガや深呼吸、散歩などもおすすめです。
3. 腸活を始めるタイミングと花粉症の効果
腸活は短期間で効果が現れるものではありませんが、花粉症のシーズン前から腸内環境を整えておくことで、花粉症の症状が軽減されることがあります。
腸内環境の改善には数週間から数ヶ月かかるため、花粉症が始まる前から腸活を意識的に始めるのが効果的です。
4. 腸活をして花粉症対策をしよう!
腸内環境を整えることで、免疫力が高まり、花粉症の症状を軽減できる可能性があります。
食生活を見直し、発酵食品や食物繊維を積極的に摂ることから始めてみましょう。
腸活は健康全般にも良い影響を与えるので、ぜひ今日から実践してみてくださいね!